2017年06月13日
最近になって終活という言葉をよく耳にするようになりました。命ある物は必ずいつか死にます。まだ若くて元気なのに死ぬ時のための準備をしているといえば聞こえが悪いですが、終活をすることで自分の生き方を見直したり、残される者への負担を減らすなどメリットもあります。
終活の一環としてお墓のことを考えている人もいるはずです。死後に死者が眠る場所として昔から代代受け継がれている場合もあるでしょう。しかし、少子高齢化や晩婚化、急激な過疎化が進む現在では墓守のことも気になります。
身内がいても海外など滅多に足を運べない遠方に住んでいることもあるでしょう。跡取りがいない家庭もあります。お墓を準備するということは墓守がいるというのが前提のはずです。誰にも参られることのない無縁墓となることを死者はきっと喜びません。
終活をする時に墓守のことまで考えるべきです。お墓の管理を代行してくれるサービスや永代供養墓など今の時代に合ったサービスもどんどん生まれています。終活をする際は自分の意思だけでなく、身内と話し合ったり、色々な情報を集めることが大事です。
そうすることでより自分の希望に近い形で死を迎えることができるでしょう。